高卒母でも子どもを国立医学部に入れれたよ

地方住みの普通のサラリーマン家庭ですが、家庭と学校の教育主体で国立医学部に現役合格できたので、その方法と考え方をご紹介します。

【DWE】を使ってみた感想

我が家では、娘が7か月ぐらいの時よりDWE(ディズニーワールドオブイングリッシュ)をはじめました。

日本語を覚えるように英語も少しは覚えれたらいいなぐらいな気持ちで始めましたが、ここから英語教育にはまり、幼稚園から高校までずっと私立になってしまいました。

 

 

どうしてDWEを選んだか

18年前当時英語育児の総合教材としては、2大勢力としてDWEパルキッズがありました。

こどもの成長段階に合わせて絵本やCDを購入して総合教材代わりに使用する手もありましたが、自分自身英語に苦手意識があったため、英語で語り掛けたり、適切な絵本を選ぶ自信がなかったので、DWEを購入しました。

パルキッズよりDWEを選んだ理由は、DWEのほうが広い範囲が網羅されていることと、ディズニーのキャラクターがかわいかったからです。(きっとその当時に自分にはもっとたくさんの理由があったはず、思い出せませんが‥笑)

 

フルセットで60~70万ぐらいかかったような記憶があります。

その頃ははじめての育児ということもあり、なんでも一番良さそうなものをと肩ひじ張り無理して購入してしまいました。

今だったら当時よりも安価で様々な教材があります。

どの教材でやるかよりも、どれだけ使い込むかだと思いますので、費用対効果を考え、子どもにあった教材を選べばいいと思います。

 

DWEを使ってみて

生後7か月から幼稚園入園前まで使用しました。

娘が嫌がったので録音して提出する課題はほとんど行っていません。

 

はじめはシングアロングのCDのかけ流しとプレイアロングのDVDを見ながら付属のおもちゃで一緒に遊ぶことから行いました。

本当はメインのCDをかけ流すことが一番大事なことですが、どうも億劫で毎日きちんと聞かせることはできませんでした。

1歳半ぐらいになると、娘は自分でDVDを交換出来るようになり、時間があるとずっと食い入るように勝手に見てくれるようになったので、DVDの内容は覚えたようでした。

 

イベントにも行きましたが、人見知りな子なので先生が来てくれても大泣き。

電話で先生と話すのも嫌々でしたので、DWEのフォローアップシステムは素晴らしいとは思いますが、合う合わないは子ども次第だと思います。

 

DWEを使用した効果はあったのか

語学習得はどれだけその言語に触れたかが重要なので、幼児英語教室に週2回ぐらい通うよりは、英語に親しむ時間が比較にならないぐらい多くすることが出来たので、その点は効果があったと言えます。

娘の英語力の成長としては、幼稚園入園前には「英語人(海外のって意味)のものは英語でしか見たくない」と言って、ディズニー映画などは英語で見るようになっていました。

その中でわからない単語があっても映像から予想し、楽しんでみることが出来ていました。

人見知りだったので、英語で会話することはほとんどありませんでしたが、簡単な指示は理解できており、教材全てを活用できなかった割には良かったです。

ちなみに「ママに英語で話して」と頼んでも「英語人にしか英語は言わない」と頑固でした。

 

まとめ

  • 簡単な指示、子ども向け番組ぐらいの英語は理解できるようになる
  • 継続するには親が飽きずに働きかける必要あり
  • 高価だが内容的にはいいので、お金に余裕がある、もしくは自分で教材を探すのが面倒くさい人向け
  • もっと安い教材とスカイプ等を利用したネイティブとのレッスンを組み合わせて行っても同じぐらいの効果は得られる

 

DWE始める前はそんなにディズニー好きではなかったのですが、家族みんな大好きになってしまいました(笑)

娘が赤ちゃんの時に考えた我が家の学習計画

  我が家の学習計画

 計画を立てるにはまず目標です。

本人は赤ちゃんなので代理で考えなくてはいけません。

そこでやりたいことが本人に見つかった時に好きな進路を選べるように、東大に入れるレベルに高校3年生の時点でなるに仮決定しました。

  

娘と二人三脚で全力で取り組まないと実現出来ない目標&多岐に渡る能力を向上する必要性があるので、各年代でやっておくことの目標も細かく決めやっていきました。

そして目標達成のためやるべきプランに従い、実行し娘の反応をみてプランの改善を検討し、再試行という感じでやっていました。

 

皆さまには分かりやすくするために、PDCAサイクルに従って説明します。

 

P(plan)計画

目標と現状の差を埋めるための計画立案です。

なにをしたら子どものためになるのか、よく考えて決めて下さい。

我が家は 具体的にどうしたか

能力には個人差があり、赤ちゃんの娘が18歳の時点でどの程度かは分からないため、能力値は母である自分と同程度と仮定し、自分が東大受験することを考えることすらなかったのは何が自分に足りなかったのかを書き出し、足りなかった点を補えるような学習計画を立てました。

最終目標は大学受験となっているので、高校生になった時にどういった時間配分で勉強しなくてはならないかを想定しました。

男の子だと理系脳というか数学が得意、大好きって天才パターンもありますが、自分の子が天才という可能性は低いので、机に向かって行う勉強は常に数学に時間をかけられるようにするべきだと考えました。

中学受験の時の算数も大変ですが、高校の数Ⅲまでだと範囲が広いうえ、東大レベルの数学は天才以外はかなり問題演習をこなさないと太刀打ちできません。

それに比べ国語・英語は言語能力と単語や文法の暗記で形にはなるので、ゴールデンエイジ(9歳ぐらいまでの発達が著しい時期)のうちに言語能力を高めることにしました。

また、理科&社会といった科目は国語力(読解力)があれば、暗記科目ですので(化学物理は計算もですが)、高校生になってからやればいいことです。

 そういった感じに一つ一つ考え、じゃあ今は何をやらせるべきかを決めていきました。

 

D(do)実行

プランに基づいての実行ですが、親が勝手に決めたことなので、本人には熱意がないところからのスタートです。

小さいうちはママ大好きだと思いますので、褒めて褒めてテンションを上げまくってあげて、実行してもらいましょう。

そもそも自分が押し付けたことなので、楽しんでもらうことに労力を惜しんではいけませんし、思った通りに実行してくれなくてもプランが子どもにあっていないのが原因ですので、叱ったりイライラしないで下さい。

 

C(check)評価

学習というものはすぐに成果が出たり、使用前使用後を比較することは難しいです。

結果については焦らず、子どもが嫌がらずに継続出来ているかぐらいを評価するにとどめます。

ただし、子どもが嫌がっている時には細かく調査する必要があります。

例えば、子どもが公文辞めた〜いと言った時は、問題が難しいのか、量が多くて嫌なのか、先生と相性が悪いのか、公文に行く時間に友達と遊びたいのか等、子どもが言っていることだけではなく、表情や態度なども含めて詳しく原因調査してください。

 

A(action)改善

子どもに機嫌よく学習してもらえるように、あの手この手で励まします。

公文の宿題が多くて嫌だったら平日は減らしてもらって休日にやるとか、幼稚園が終わってからやっていた宿題を朝半分、午後半分にしてみるなどお子様にあったプランに改善して下さい。

また、環境を整えたり、勉強が出来るようになったらどんないいことがあるのを少しづつ教えましょう。

 

我が家では、勉強することが普通なんだよって思ってもらえるように、旦那も含め英語や資格の勉強を親もしたり、楽しそうに読書する姿を娘に見せたりして、少しでも勉強をやらされてる感が出ないようにしていました。

 

どうやっても嫌がる場合は、潔い撤退も大事です。

継続することで結果が出てくるとか忍耐力がつくということもありますが、そもそも目標は親が勝手に決めたものです。

世の中にはたくさんの学習法はあります。

楽しんでできるものでなければ継続できません。お子様にあった学習法を探しましょう。

 

 

色々書きましたが、親のプラン通りに楽しく勉強してくれるのは小学生までです。

そこまでで基礎学力と学習意欲、健全な心と身体を育めるよう計画してください。

 

 

 

娘が生まれて私が考えたこと

長女のために、各年代でどのような働きかけをして彼女に学習習慣を身に着けさせたのかを具体的に説明する前に、私がどのような考えの元、早期教育、英語育児といったものを行うことにしたのかを紹介します。

 

人はそれぞれ可能性も才能も興味もみーんな異なります。

我が家の真似をしたから、大学受験で成功できるとは限りません。

 

しかし、私が十数年前、家庭と学校の勉強だけでこの子は受験勉強が足りるのだろうかとか、七田式や公文式で紹介されている天才児とは程遠いけど賢くなれるのだろうかと悩んでいた自分のように、将来への漠然とした不安を抱えているお母さま方にこんな一例もあるよって参考にしていただくため綴っていきます。

 

妊娠期から新生児期

妊娠を機に専業主婦となりましたが、それまでの生活と違って時間がゆっくり流れ、家事と赤ちゃんに関することしかやることがなくて、本当に暇でした。

その暇な時間を使ってインターネットの世界で教育関係を色々調べてみると、はじめての赤ちゃんということもあり、世の中の他の子より遅れちゃいけないと妙な焦りがうまれました。

胎教にはじまり、幼児教育とか早期教育って言葉が気になって、検索しては、ずっと色んな人のサイトとかブログを読み漁っていました。

 

最初は胎教としてモーツァルトのCDをかけたりしましたが、自分がクラシックに興味ない上に、費用対効果が全く見えないので、すぐに飽きました。

 胎動はありますが、ろくに反応もしてくれない胎児に音楽を聞かせるのも話しかけるのも苦手で胎教はほとんどせず終わりました。

 

生後半年過ぎてから

無事に娘が産まれ、育児に慣れてくると、また暇になってきます。妊娠期に調べた早期教育の七田式や英語教育のDWEが気になりました。

いくつもやるのは面倒だし、私には諸先輩方のバイリンガルキッズがネット上で輝いて見えたので英語育児をすることにし、出産手当金を全て注ぎ込み(本当に高かった)DWEディズニーワールドオブイングリッシュ=幼児期で必要な英語教材としてほぼ全てを網羅した教材)を購入しました。

 

反対する人ももちろんいました

ここまで読んでいただくとお分かりかと思いますが、ぜーんぶネット上の情報から私の頭の中で考えたことだけです。流石に旦那にはプレゼンをしてお金を使うことを了解してもらっていますが、他の家族や友人に相談したことはありません。

家族や友人が自分と同じ熱意でその子の将来を考え、本を読んだり、ネット上の諸先輩方のやってきたことを調べた上での意見なら参考にしてもいいですが、現実的にはそんな人は周囲にいなかったので、自分の考えに納得してもらおうと他者に伝えたことはありません。

 

早期教育、英語育児に反対する人ってそこら中にいます。

無駄な議論をして価値観の違う他人に納得してもらっても、その労力に見合うリターンはほぼないので、子どものことにパワーを注ぎ込むほうが楽ですよ。

タイトルが先走り過ぎと長女から指摘を受けました

申し訳ございません

実は、長女はまだ国立大学の前期試験も後期試験も終わっていません。

なのでタイトルは厳密に言うとウソです。

 

防衛医科大学校医学科には正規合格しており、センター利用での早稲田大学の政経学部と法学部にも合格しています。(早稲田は進学予定はありませんが、センター試験でミスしていると困るので確認のために受験) 

 

偏差値的には防衛医科も国公立医学部程度の難易度となっていますので、仲間に入れてほしいところですが、厳密には大学校なので、「先走ってウソついちゃだめじゃん」と娘が申しております。

防衛医科は学費や寮費無料でお給料まで頂ける素晴らしいところなんですよー。

 

 

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これまでの模試の結果やセンター試験の結果より、後期試験はたぶん合格できると思っていますが、万が一不合格だったらタイトルを訂正いたします。

はじめに

はじめまして

私は、2人の娘を持つ40代の母親です。

元々専業主婦でしたが、教育費が足りず、次女の幼稚園入園とともに看護学校に入学し、現在は看護師として働いています。

やっと長女が高校を卒業し、一息つけるようになります。

空の巣症候群にならないように、ブログを通じて誰かとつながれたらと思ってます。

 

このブログは、長女が生まれてから勉強好きな子にするために、私がやってきた様々の取り組みについて結果とともに紹介したいと思ってはじめました。

 

まず、現在18歳になった長女モモの成果ですが、今年無事に本人の希望である国立医学部に現役合格することが出来る予定です。

防衛医科大学校医学科には正規合格いただいております。

センター試験は自己採点結果ですが、95%だったそうです。

 

高3夏まで部活も頑張り、地方に住んでいるので近くには予備校がなく、Z会(やりきることはできませんでしたが)と学校と家庭で勉強しただけです。

 

ここまで来ると、地頭の良い真面目な子の自慢かとお思いかもしれませんが、高校生になってから慌てて勉強しても、天才児でもないし、都会のように予備校や切磋琢磨できる友達もいない田舎では間に合わないだろうと予想した母親が、勉強習慣を身につけさせて、幼児期から少しずつ努力すれば都会の子とも勝負できるんじゃないかと計画し、親の言うことを少しは聞いてくれる小学生までに基礎を作ったお話です。

 

我が家は普通のサラリーマン家庭です。

両親ともに高卒で、妊娠を機に専業主婦になったので、お金に余裕があるわけでもないです。(それどころか途中でお金が足りなくなり、学資保険も解約)

強いて言えば、母である私は記憶力が少しいいので、自分が子ども時代どう過ごしていたか、どんな勉強をしたら効果があったか、どんな授業を受けてみたかった等、子どもの頃に感じたことを鮮明に覚えているので自分の記憶を元に長女の学習計画をたてました。

 

私は継続して努力することが苦手でしたので、私の経験は反面教師として役立つことばかりですが、自分に足りなかったところを長女には重点的に頑張ってもらいました。

 

もちろん娘と自分は違う人間なので、興味や学習に取り組むスタンスは異なるため、全て私のプラン通りとはいきませんでしたが、おおむね基本方針に沿って学習を積み重ねていくことができました。

 

ここまで来るには色んな葛藤やこのままで大丈夫かなとかたくさんの心配事もありました。そういった様々気持ちも含め、当時のことを思い出しながら綴っていきます。