高卒母でも子どもを国立医学部に入れれたよ

地方住みの普通のサラリーマン家庭ですが、家庭と学校の教育主体で国立医学部に現役合格できたので、その方法と考え方をご紹介します。

勉強する理由

こんにちは、てぃあらです。

 

子どもの頃って、「数学とか勉強したって将来に役立たないとか、歴史なんて覚えたって仕方ない。」なんて友だちが言ってませんでした?

大人も「勉強だけできてもしょうがない。」とか、勉強が出来ることは自慢しちゃいけない空気が自分の周りにはありました。

 

よく思ったのが、野球が上手いとか、絵が上手だと褒められる場面や

体育祭や文化祭でクラスのみんなから頼られる機会があるのに、

例えば模試で良い成績でも他人に言える雰囲気ではなくて、

言ったとしたらイヤミな奴認定されるんだろうなってこと。

 

運動も芸術も勉強も、本人の才能と努力なのに、この扱いの差ってなんなんでしょう。

 

私の推論では、日本人ってお金の話はしないことが美徳とされているからなのではと思います。

 

実際大人になると、自分のやりたいことを仕事にしているより、生活の為に仕事をしている人のほうが多いのだから、”お金を稼ぐには”といった教育が必要なのではと思います。

子どもの将来の夢が、最低でも年収2000万は欲しいから経営者になりたいとか、ネット上でたくさんの人を相手にして稼ぎたいみたいな夢だと、きっと大人たちは「親がお金にがめついのよ。」なんて陰口をたたきます。

お金だけでは幸せになれないといいますが、お金がない生活はゆとりがなく、苦労も多いでしょう。

 

勉強する理由って教養を身に付けたり、学問の追求とかもありますが、主な目的は自分のなりたい職業につくために、大学入試で希望する大学・学部に入学するためになります。

いい大学に入りたい=いい会社に入りたい=他人よりお金を稼ぎたい

の式になってしまうため、勉強出来ることがおおっぴらに褒められないのではないでしょうか?

 

大人になると生活のためにお金で苦労している人が多いのに、学校でお金について学ぶことはありません。

ママ友と会話していると複利とかドルコスト平均法とかの意味を知らない人が多いことにびっくりします。

 

資本主義社会を生き抜いていくために、日本人ならではの美意識も大切ですが、お金の教育も家庭で行っていくことが大事だと思います。

 

ちなみに我が家では、貯金や投資信託の話や住宅ローン、家計の収入と支出について、子どもの成長段階に合わせ、折を見て説明しています。

 

受験前は「いい会社に入れれば年収が100万以上も多く貰えるとするじゃん。40年働けば5000万。受験勉強なんて1000~2000時間もやれば今の成績の2ランク3ランク上が余裕で狙えるんだから、時給換算したら2.5~5万円貰えることになるんだよ。勉強しないなんてありえる?」と娘に話していました。

 

大人になってから収入を増やすことは大変です。

貧富や家柄に関係なく、成績さえよければ平等に大学の門戸は開かれています。

がむしゃらに勉強するのもかっこいいと私は思います。